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2003年12月12日(金) ![]()
| ユニットバスの定価ユニットバスの問い合わせがきました。TOTOの製品が安くで入るからどうでしょう?とのこと。大体定価の40〜45%、工務店渡しより安くできるそうです。 『工務店渡し』とは代理店が工務店に売る金額のことです。『施主渡し』というのもあります。これは工務店が建築主に出す見積金額です。メーカーのショウルームに行くと、60%とか70%で出ていることがありますが、これは『施主渡し』の方です。 建材の定価っておかしい?です。メーカーから出た商品は、1次問屋・2次問屋・建材店・工務店を経てやっと施主のもとへたどりつきます。値段はこの間どんどん成長し定価へと近づきますが、決して定価にはなることはできません。UBなんか高くなってもせいぜい70%止まりです。 大体のものの値段は、相場で比較できます。ラーメンが1杯2000円、高い、もったいない。ティッシュが5ケース150円だったら、安い。何度も買いに行くと思います。でもUBが100万円とは・・・、高い?安い??。 UBが120万だった。追い炊きの付いてるいいやつだったから、標準だと80万くらいだろうね。それでも定価よりだいぶ安くなったよ。 普通の話ではないですね?建材の相場はなじみが薄い、比較するものも少なければ、金額も大きいです。 建材の定価は何のためにあるか?これはおそらく取引の都合のためにあるようです。建材流通に関わる人の目安になるように、定価が必要です。流通の過程で、それまでに関わるいろいろな建築関係者が『定価の何%?』と会話するために、メーカーが用意した仮の値なんだと思います。 | 建材の値段 (その他の体験ブログ) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |