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建築の - オープンシステムの雑誌

2004年3月16日(火)

山中氏の執筆山中氏の執筆

建築知識
特集 見積り・CM・分離発注 ホントの[ローコスト住宅]徹底検証
(2002年7月号)

山中氏の執筆


コンストラクション・マネージメント
[construction management]

専門の工事管理者が、
設計と施工の中間的な立場から
総合的な管理業務を行う方式。

(三省堂「大辞林 第二版」より)

アメリカでは、工事管理にスーパーバイザーという職業が存在します。建築主は建築士に設計を依頼しプランを完成させます。そして出来上がったお気に入りのプランを、スーパーバイザーに渡して工事を完成させてもらいます。スーパーバイザーは、もらったプランが予定した工事金額で建つように、材料や職人を手配して工事を進めます。

しかし日本では、スーパーバイザーがなじまないようです。一括で請負ったほうが日本的です。設計も工事も自分たちが済ませて引き渡したほうが、複雑で細かい完成までの工程をスムースに運べます。

しかしこれは独占です。都合の良い方向に流れます。
・設計は無料
・基礎工事は判り難いので少し多めに、システムキッチンは定価が高いので割安感を持ってもらうために少し低めに
・追加工事はこれまでの工事費の調整分もでている事だし絶対にもらえる仕事なのでかなり多めに
ってことになりませんか?

最近になって日本でもCM方式がだんだん取り込まれてきました。CMr(コンストラクション・マネージャー)を生業としていこうという動きです。専門の工事管理者(CMr)が設計と施工の中間的な立場から総合的な管理業務を行う。この方が自然ではないでしょうか?

山中氏は『従来の発注方式は、住宅供給側(ハウスメーカー、工務店)からの一方的な情報に偏りすぎていた。供給側にとっては必要であり、必然の流れだったのであろうが、建築主や専門工事業の人たちには、「無駄と無理」の押し付けに見えても仕方がなかった。 』といっています。

お金を払う人は建築主で、現場で実際に建てる人は専門工事会社なのに、主導権は直接関らない第3者にあるという無駄。建築主よりも工期の遅れを心配して工事をせかせる、次の工事を始めるために、営業攻勢を展開して経費を次の施主に押し付ける無理。

オープンシステムが生まれたのは必然だったようですね。

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