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建築の - 設計の価値

2004年4月30日(金)

本日は現場調査です本日は現場調査です


本日は現場調査です


山中設計では、最初のプランをスタッフ全員で出し合います。コンペというわけではありませんが、多くのプランを建築主に見てもらって、その中から、キッチン周りはこれがいい、リビングはこれがいい、といろいろ選択してもらいます。選択肢が広がるし、1人のスタッフのプランよりも厚みが増して良いプランになるだろうというねらいがあります。スタッフが多いからできる試みです。

他のスタッフ4人で現場に向かいました。現場は、日吉津の王子製紙工場の裏。夜見ると、工場のライトがまぶしく点灯しもくもくと煙を吐き出している様は、まるで宮崎駿の世界に出てくるような『悪の要塞』っぽい感じです。実際昼間も、パルプ独特の匂いを周辺に撒き散らす大将ですが、日吉津村は、この工場で潤っているところもあるので、地域住民の風当たりも穏やかです。

『建築主と家族に関する事項』調書によると、建築主はかなりの自然派志向。『騒音・臭い(王子製紙)』という項目がありました。この工場の存在を、忘れさせてくれるようなプランを期待されているのでしょうか?とても難しいところです。

敷地自体は、既存の建物がありますが、取り壊して新築します。4人で周りをぐるりと一周しました。

南と西・・・畑(Iさん所有)、建物が建つ予定なし
東と北・・・道路、北側道路の向かいに公園

新築するにはなかなかいい環境です。みんなそれぞれ頭の中で構想・構想・構想・・・。いつも思いますが、こんな何も無いところから建築主の家を建ててしまうのですから物づくりは難しいです。そしてその建物が景観として30年40年とこれから残るのです。

『そろそろいいでしょう?』との声に一同帰路につきました。この現場の担当は大西さん。

『5/8(土)に プラン提出・打合せをします。ゴールデンウィークの行楽は、プランニングでお楽しみください。』

との通達メールが流れました。はい、しっかりとプランニングで楽しませていただきます。でも、私は他に担当現場がありませんのでいいのですが、3〜4現場抱えている先輩スタッフ方は、大変なんだろうなと思います。

まぁ、プランを考える時がOS業務の中でも一番楽しいとき、建築士の嗜好のひとときでしょうから、心配には及ばないかも?皆すごいの出してくるんだろうな?と焦る新人でした。

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