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2008年5月26日(月) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
| リサイクル現在増築工事している現場です。庭の藤棚の下に作ったテーブルですが、もとは玄関ポーチの板張りでした。その下に置いてあった土台のブロックは、庭の飛び石になりました。 これらはすべて建築主のアイデアです。使えるものは出来るだけ捨てないでリサイクルしたい、とのことでこの現場ではいろいろな再利用が行われています。 玄関の扉は、サッシメーカーに頼んで再利用できるように慎重に取りはずしてもらいました。枠・上框も大工さんにお願いしてそのまま移設しました。 玄関の扉は取り外せなかった時のことを考えて、8万円の予算を見込んでいましたが、移設の手間代16,000円で済みました。枠や上框は、そのまま使えましたので費用はかかりませんでした。新規購入すると、枠が9,000円程度、上框が18,000円程度でしょう。 計算してみると、91,000円のコストダウンになります。新築のときはもともと無いわけですから、購入しないといけない建材ですが、リフォームの場合は再利用することでこれだけコストダウンできるんですね、と建築主と話しました。 もうひとつ、建築主の気がかりは産廃処分費です。もったいないと思われたのは、使えるものを捨てるのもそうですが、捨てるのに費用を払わなければならない点もおおいに気がかりだ、と言われます。 もし再利用しなかった場合、これらのものは産業廃棄物として処分しなければならず、体積で計算してみると、 ・玄関扉 2*1.6*0.1= 0.32m3 ・枠、上框 0.1*0.15*4+0.03*0.1*5.6= 0.08m3 ・ポーチ板 1.5*4.0*0.1= 0.6m3 ・土台ブロック 0.3*0.3*0.1*24= 0.22m3 実に1.22m3にもなってビックリです。コンテナ一台(3.58m3)が28,000円ですから、9,500円分が無駄にならずに済んだことになります。 建築主の考え方にも因りますが、リフォームの場合は建材の再利用がお勧めです。オープンシステムでは恩恵がそんまま受けれる点でリフォームにも向いたシステムなのかなと再確認しています。 | 建材の値段 (その他の体験ブログ) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | |||||||||||||||||||||||||||
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