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2008年7月18日(金) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 物干金物「ホスクリーン」家事のなかでも特に室内外の移動が多いのが洗濯作業です。その動線を、設計段階で検討しているときに、建築主からの要望が多いのが室内物干しです。 住宅の「住みやすさ」の基準として、「家事を効率よく行えること」は重要な要素です。これには家事動線をどのようにおくかが大きく影響してくるため、設計時には建築主の生活習慣や活動時間などをヒアリングし、どのようにすれば効率よく家事が進められるかを考えます。 特に洗濯作業は、洗濯(洗濯機の設置場所)→物干(庭やベランダなど)→取り込んで、たたむ(居室)→収納、と作業の過程で移動が多く、空間のつくりと密接に関わってきます。この移動経路は、短いほうが望ましいのですが、その点のみにとらわれてしまうと、居室の配置など全体のバランスがくずれてしまうことも多いのです。 そこで、じゃ、距離の短縮以外で効率よく洗濯作業を行える方法を考えましょう、ということになって登場するのが「洗濯動線の中継ポイントに室内物干を設ける」ことになります。室内物干といっても、特別なスペースをつくるのではありません。屋外の物干場に面するリビングや寝室、廊下などに室内物干を設置すれば上手くいきます[図]。 これまで屋外で行っていた干す作業を、外の暑さ寒さに関係なく、快適な室内で済ませることができる。その後、屋外の物干場に移動すればよいし、洗濯物を取り込む際には、生乾きの洗濯物を室内に干したり、乾いた洗濯物を一時的に置いておくなどに活用できます。 ただ、居室内に物干があっては邪魔になるのではないか、という心配の声もあります。良く研究されている建築主はその点を憂慮して、川口技研の「ホスクリーン」を使いたいと逆に提案され場合もあるのですが、これは、着脱式のポールを天井から吊るすタイプや、物干竿を巻き上げるタイプなど、室内の美観を損ねないようコンパクトに収納できる工夫がなされているタイプの物干金物です。 グッドデザイン賞受賞の実績もありますから、インテリア性にも優れ使い勝手も良いので、提案すると結構採用してもらえます。 ポールの長さは手の届く高さに調整(3段階)でき、しかも着脱式なので干さない時はワンタッチでポールを外せます。万一、荷重限度の洗濯物を干したりした場合は、ポールのバネ部が伸び、天井を傷めることのないよう配慮されています。 | 建材の値段 (その他の体験ブログ) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | |||||||||||||||||||
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