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2008年9月24日(水) ![]() ![]() ![]() | 補強梁(やすめ)梁の下にいれる補強梁のことを、大工さんたち用語では「やすめ」と言います。なんで「やすめ」というのか聞くのですが、あまり明快な回答は得られず、「気やすめ、かも?」とか冗談がかえってきます。 「やすめ」は、リフォームの現場では欠かせない重要な材料です。一間(約1.8m)の柱間を一間半に広げました。8寸(約240mm)の梁では当然持ちこたえられないので、5寸の補強梁(やすめ)をいれます。 大工さんたちは、柱間が一間半で1尺、二間で1尺3寸の経験値を持ってられるので、「やすめ」で5寸足せば十分との計算です。 実際、梁のたわみは柱間の2乗に比例し、梁成の3乗に反比例します。(柱間が一間から一間半になったので)1.5倍の2乗→2.25倍になったので梁成は1.3倍で良いわけです。5寸足す補強は、梁が2段に分かれる分のマイナスを考慮しても、以前よりも十分安全になったわけです。 今回の工事では、3箇所に補強梁を入れてもらいました。1箇所入れるのに約2時間(0.25日/人)、補強梁は米松の一等材を使用しました。 | 住宅の価格 (その他の体験ブログ) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | |||||||||||||||
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