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建築の - 建材の値段

2008年10月29日(水)

ユニット配線ユニット配線

集約器集約器


ユニット配線


西日本電線という会社がユニット配線というものを出しています。

これは、配線を回路ごとに分けてあらかじめ工場でジョイントして出荷するもので、現場では工場でつないできたユニット配線を現場にあわせて通していくというものです。

電気工事店に通常の場合と配線を除いた場合の2種類の見積もりを出してもらいましたが、結果はほとんど変わりませんでした。

電気配線工事費は、ほとんどが電工費(労務費)で材料代はそれほどかかりません。材料費だけ除いた値段が、ユニット配線の金額とほぼ同じでした。

通常電気工事店は、会社で作成した施工図を基に、現場で配線を束ねて回路を組み分電盤につなげていきます。スイッチはこの壁をとおして・・・、とかコンセントは床から立ち上げて・・・など、現場で配線の道を考えながら作業が進みます。

これに比べてユニット配線は、集約器の位置や配線の通り道まで設計された状態で搬入されますので、現場での作業がぐんと楽になるという利点があります。

その経費が浮く分を電気工事店に理解してもらえなかったのが今回コストダウンに繋がらなかった原因だったと思います。かつてプレカットが大工さんから仕事を取り上げた時と同じような反発みたいなものも感じました。



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名称 単価 数量 金額
ユニット配線A〜N(14回路の平均) 15,500円 14式 217,000円
カットケーブル(専用線) 53,200円 1式 53,200円
ユニット配線工事 270,200円