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2009年3月11日(水) ![]() ![]() ![]() ![]() | ジオクロス住宅の地盤補強対策に、ジオクロス工法があります。従来の支持地盤から支える工法と異なり、基礎直下にシートを敷いて不同沈下と沈下量を制御する工法です。 理論的には、ジオクロスという不織布を2方向(縦横)に敷設し、土のせん段抵抗を高め、住宅の不同沈下を防ぎます。また、土に加わっている力をシート敷設効果で分散させることで、均質な地盤を作りあげるという工法です。 実際の建物よりも大きなシートを基礎の下に張って、ハンモック効果と地盤押さえの効果を狙うものです。仮に建物が10m×10m=100uだとすると、2mずつ広げても12m×12m=144uと1.5倍の広さになります。この広さに加重を分散させることができます。 また、素材として用いられているシートは海外で線路、道路等の軟弱地盤改良工事に使用されている強力な不織布です。シートを張ることで地盤のせん断力が強化されます。 そのためには、しっかりとした施工でシートをとめないといけません。張り終わりの部分を端部材で固定し、うえから押さえコンクリートを打設します。 | 現場の代 (その他の体験ブログ) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |