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2009年5月30日(土) ![]() | 仮設トイレ先日、リフォームの積算調書を提出したときのこと。「仮設トイレが計上されているのは、おかしいでは?」との建築主からの話がありました。 そのときは、「現場で働く職人さんたちに当然用意されるべきものですし、作業中に抜けられても工事進行上、効率も悪くなりますから・・・」と答えたのですが、後から考えてみるとこの回答は間違っていたようです。 仮設トイレのリース料は30,000円です。これで約5ヶ月間使用できますし、設置と撤去時の運賃、汲み取り費用も含まれます。5ヶ月以上になる場合は、1ヶ月3,500円で延長できますが、大抵の現場は5ヶ月以内で収まります。 ただこれは新築工事の場合で、3〜4週間しかかからないリフォーム現場の場合は、期間的にもったいない話ですし、何より費用30,000円は高すぎます。 仮設トイレを置くか置かないかは、まず建築主に判断してもらうのが適当だっと思います。作業効率を損ねたくないと考えられるなら設置、いやそこまでは必要ないと思われるのであれば、置かないと決めて、業者さんたちにその旨伝え対策を講じてもらう、というのが正解だった、と思いました。 新築の現場では仮設トイレを設置しないと費用以上のロスが見込めます。これを当たり前のようにリフォームにも当てはめてしまったのが失敗でした。オープンシステムで行う工事では、自由な発想が大切です。慣例に従う必要はありません。いつの間にか頭でっかちになっていたようですね。 | 現場の代 (その他の体験ブログ) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | |||||||||||
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