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2009年8月17日(月) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 建方米子のほうでは、建前ともいいます。柱や梁、垂木を組んで、家の骨格を形づくる作業のことです。大抵は大安吉日を選んで、一日で一気に屋根組みまで終わらせます。 朝8時から開始です。建物の四方に ・酒 ・米 ・塩 ・梅干 ・煮干(御頭付) などのものを置き清めます。 その後、建築主が用意された大神酒を皆で飲んでから建方開始となります。 建前の日は大工さんが7〜8人現場に入りますから、恐ろしいスピードで家が組みあがっていきます。10時の休憩の頃には1階の柱や桁組みが終了しています。 夏の建前などは、10時の休憩でもかなり気温が上がってくるので、冷たい飲物など用意されたほうが良いです。 12時の昼食の頃には2階の軸組みに取り掛かっています。2階床には構造用合板が貼られていますので、下はちょっと開放的な小屋みたいな感じで、涼みながら昼食を採ることができます。 建方は儀式的な意味合いもあり、昼食は建築主が用意されることが多いです。 昼1時から3時の休憩までの間で、早い場合は小屋組みまで、遅くとも2階の軸組みは終了します。 屋根垂木を架け、構造用合板を貼り終わる頃には、5時近くまで経っています。これ以降、餅まきをされるかどうかは建築主の好みです。もしされる場合は、 ・野菜(2〜3種類) ・果物(2〜3種類) ・魚(鯛) ・米 ・酒 などの用意が必要です。 建前終了時には、大工さんたちへのご祝儀を振舞うのが一般的です。お土産やお酒、お礼など品物や金額はまちまちのようです。 | 現場の代 (その他の体験ブログ) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |